最近看護師の仕事で辛かった事

最近看護師の仕事で辛かった事

私は介護施設の看護師をしています。

老人保健施設ですが、最近の老健は特養化されており、看取りなども行わざるを得ない現状です。

しかし、特養のように終の住処というシステムがないため、色々な所に支障があると感じています。

生活の場でありながら、医療というものに近いところにある老健ですが、出来る医療にも限界があります。

特養ではないため、看取りというものを理解して関わっているスタッフがどれほどいるのだろうか...と感じる事もあります。

長い人生を頑張って生き抜いてきたご高齢の方々にとっての最後がこれでいいのだろうか...と、非常に苦しい思いもあります。

私たちスタッフにとっては、100人のご利用者様の中の一人ですが、ご利用者様ひとりひとりに、歩んできた人生があり、思いがあり、苦し

みがあると思います。

そういった事を理解し、関わっていく事が大切で、尊い命の重みを感じなければならないのではないだろうか、と思うのです。

そこから、最後を迎えられる方を看取るという関わりの中で、個々のケアが生まれるのではないかと感じています。

しかし、そういった心構えもないままに、組織として命じられるままに行われているこの状況がとても辛く感じます。

今死にゆくこの方は、幸せなんだろうか。
この方にとって今までの頑張りは報われているのだろうか。

そんな気持ちにさせられます。

やはり、スタッフによっては、仕事が楽であればそれでいいだろう。
やる事をやれば問題ない...。
家族は何も望まないと言ってるのだから、何もしなくていいだろう。

そんなセリフが聞こえてくると悲しい気持ちでいっぱいになります。

中には、私と同じ思いで働いている人もいます。
そんな仲間で、もっと色々と学び、いつかご利用者様にとって最高の最後が送れる施設を作って行きたいと思っています。

2015年10月 6日|